こんにちは!ゆうき(@yuki_adventuree)です!
ベタはベアタンク(ベタと飼育水だけの水槽のこと)でも十分に飼育できます。
ですが…
水草を入れてあげることで水質を安定させたり、ベタの隠れ家を作ってあげることができます。
ただ、小さな水槽(3リットル未満)で飼育している人は水草を入れない方がいいと思っています。
それは、水草を入れることでベタの泳ぐスペースが狭くなってしまうからです。
特にハーフムーンやクラウンテールのベタはヒレが大きく、ヒレをひっかけやすく、せっかくの綺麗なヒレが傷ついてしまう可能性があります。
どうしても水草を入れたい時は、葉っぱが柔らかい水草を選ぶようにしましょう。
ハーフムーンやクラウンテールなどの種類については下の記事にまとめてありますので参考にしてみてくださいね。
この記事では、ヒレの大きな改良ベタに使える水草の選び方からおすすめのものまでを解説していきます。
・水草の選び方(やってはいけないこと)
・管理しやすい水草
・私が実際に使ったオススメの水草BEST3
この記事を読めば、ベタに適した水草を選ぶことができるようになります。
※特に大きなヒレを持つ改良品種を飼育している人向けに書いてありますが、他のベタにも使えるので参考にしてみてくださいね。
ベタの種類に合わせた水草の選び方とは?
冒頭のリンクの通り、ベタにはたくさんの種類がいます。
一般的に売られているベタは、ヒレが大きくて泳ぐのが下手です。
今回の水草選びはヒレの大きな改良品種に合わせた選び方になりますが、ワイルドやヒレの小さなベタ(メス)にも使えますので、ぜひ参考にしてみてください。
水草を選ぶときにやってはいけないこと!
やってはいけないこと①
「硬い葉っぱの水草を選ばない」
どうして堅い葉っぱを選んではいけないか?
➡︎ヒレが当たった時に傷つく可能性が高いからです。
ベタを飼うときに「ヒレが広がった姿が綺麗だな〜、かっこいいな〜」と思って飼い始める人は多いと思います。
もしそのヒレが傷ついてしまったら、とても残念な気持ちになってしまいませんか?
私はかなーりガックリします。orz
そんなことにならないように、堅い葉っぱの水草は選ばないように!
やってはいけないこと②
「泳ぐスペースを狭くするような水草を選ばない」
柔らかい水草を選んでも、泳ぐスペースを狭くしてしまう水草は好ましくありません。
いくら柔らかい水草でも、泳ぐスペースを圧迫していると何回もヒレに水草が当たってしまいます。
ベタの綺麗さはヒレにあると言っても過言ではないくらい、ヒレをキレイに保つことはとても大事です。
大切なヒレを傷つけないためにも水草を選ぶときは気を使ってあげましょう。
- 堅い葉っぱの水草を選ばない
- 泳ぐスペースを圧迫するような水草を選ばない
キレイなヒレを保つために大事ですので、覚えておきましょう。
水草は管理しやすいものを選ぶべし
「上の注意点をふまえて管理が楽な水草を選ぶこと」です。
水草を使うと見た目が良くなる以外に…
水中の余分な養分を水草が吸収してコケの抑制に効果があったり、
水質を安定させてくれたりします。
しかし、水草も生き物ですので水草も管理が必要になります。
できるだけ管理が楽な水草を選ぶのがいいです。
管理が楽な水草の特徴
- 照明の光が強くなくても大丈夫
- 二酸化炭素の強制添加をする必要がない
- 肥料を入れなくても大丈夫
この特徴をふまえて、次の項では私が実際に使ってきた水草の中でオススメの3つを紹介します!
私が選んだ水草BEST3
数ある水草の中から私が実際に使って良かったと感じた水草を3つ紹介します!
第1位
第1位は「サンショウモ(オオサンショウモ)」という浮き草です。
水面に浮かんで育つため、ベタの泡巣(オスが作る産卵用の巣のこと)を作るときに泡巣を壊れにくくしてくれる効果も期待できます。
また、枯れてしまってもすぐに取り除けるので便利です。
この水草のいいところは、ベランダや屋外に水を張った容器に1つ浮かべておくだけで爆発的に増えてくれることです。
正直、引くほど増えます。
たくさん増えるので、ベタ水槽の水草を常に新鮮なものにできるのも1位に選んだポイントです。
また根っこも短く、水槽の見映えを悪くしにくいのもいいです。
似た浮き草で「ピグミーフロッグピット」というのもあるのですが、この浮き草は根っこが長いため放っておいて水槽の底にまで根っこが伸びてしまったことがあります。
当時飼育していたベタも根っこが邪魔そうで「おい!この根っこどけろ!」という顔をしていた気がします。(飼育者特有の幻覚)
第2位
第2位は「アヌビアス・ナナ(プチ)」です。アクアリウム定番の水草です。
石や流木についた状態で販売されていることがよくあります。
とても丈夫な水草で、照明が強くなくても十分育ちます。
成長がゆっくりなため、気に入った形にできたら、そのままの姿を長い時間キープできるのも特徴です。
プチという品種は葉っぱの大きさが小さいだけで、他のアヌビアス・ナナと特徴は変わりありません。小さい水槽で飼育している人にはアヌビアス・ナナプチが向いていると思います。
プチはこっち⬇︎
第3位
第3位は「ウィローモス」という水生コケです。物に活着(くっつく)する性質があって水辺の岩や流木などにくっついた状態で販売されたりしています。
この水草は、とても丈夫で水を入れたバケツなどに入れて日陰の屋外に放っておいても育つところです。
水中に漂った状態でも育成できるので、手のひらでくるくる〜とまとめて水槽に放り込んでおくだけでも大丈夫です。
一旦成長のスイッチが入ると、伸びるのが早くなる水草なので、こまめにトリミングをするか、取りだして手でまとめてあげる必要があります。
まとめ
- 水草を選ぶときはベタを傷つけないような葉っぱが柔らかいものを選ぶ
- たくさん水草を入れて泳ぐスペースを狭くしないようにする
- なるべく管理が楽で丈夫な水草を選ぶ
- 「ウィローモス」、「アヌビアス・ナナ」、「サンショウモ」を紹介
水草は水の浄化をしてくれたり、隠れ家になったりと魚との相性はバツグンです。
ベタについての水草を紹介してきましたが、別の魚であっても水草は相性がいいです。
今回紹介した方法を参考にお気に入りの水草を用意してベタを飼育してみてはいかがでしょうか?
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