こんにちは!ゆうき(@yuki_adventuree)です!
ベタをせっかく飼い始めても、すぐに調子を崩して悲しい結末を迎えるのは避けたいものです。
タイトルにもありますが、ベタを長生きさせるにはベタのストレスを減らすことが1番です。
なぜなら、ベタはストレスを受けると調子を崩して病気になりやすくなってしまうからです。
今日の記事ではベタのストレスを減らして、病気のリスクも減らす方法について解説していきます。
また、年老いたベタを飼育するポイントについても解説します。
・飼育上でベタのストレスになりうること
・ストレスを減らしてあげる方法
・年老いたベタを飼育するポイント
この記事を読めば、ベタのストレスの減らし方がわかるようになって、最後まできちんと飼育できる可能性が高まります。
最後までしっかりと飼育できるように、この記事を読んでいただけると幸いです。
まず最初に、ベタの寿命はどのくらいなのか知っておこう
ベタの寿命の平均はだいたい1〜2年くらいです。
個体差があって、5年近く生きる子がいれば数ヶ月しか生きられない子もいます。
また、飼育環境においても寿命は大きく変化します。
具体的には20リットル以上の水槽で飼育してあげると寿命は伸びる傾向にあります。
「じゃあ大きい水槽で飼えばOKじゃーん!」ってなりますが、みんながみんな大きい水槽を用意できるわけではありませんので、色んな飼育スタイルにも合うストレスの減らし方を解説していきます。
ストレスがかかる飼育環境とは?
飼育している水槽の水質悪化が1番のストレスの原因です。
水質悪化の主な原因は
- 飼育水槽が小さすぎる
- エサの食べ残しの放置
- フンの不始末
- 水換えをサボる
これらの原因は、全部飼い主によるものですね。
つまり、しっかりと飼い主がお世話をすることでストレスを減らすことができます!
飼育の仕方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
上の記事にも書いてありますが、ある程度(5〜10L)の水量を確保出来る水槽をオススメしているのは、水量があることで、水質悪化のスピードを緩やかにすることができるからです。
水の量が少ないと、水質悪化の原因(エサの食べ残し、フンの不始末、水換え)がモロに影響してしまうんです。
しかも1回調子を崩すと、小さな容器で元通りのコンディションに回復させるには高い技術が必要です。
正直、私も小さな容器で立て直す自信はありません。
ある程度の水量を確保できる水槽で飼育してあげることが1番必要と私は思っています。
ストレスの少ない飼育環境を作るには?
先に書きましたが、まずは適した水槽で飼育をしましょう。
適した水槽を用意して飼育をし始めたら、エサやり・水換えをして日常管理をしていきます。
このエサやりと水換えが非常に大事です。
この2つがきちんと出来れば、水質悪化は防げます!
具体的な方法を以下にまとめました。
水質悪化を防ぐ具体的な方法
- エサの食べ残しを見つけたらスポイトで取り除く
- エサは食べ切れるだけを与える
- フンが落ちているのを見つけたらスポイトで取り除く
- 水換えを決まった頻度で必ずする
- 水温を保つ
この5つをきちんとしてあげましょう!
順番に解説していきます。
エサの食べ残しを見つけたらスポイトで取り除く・エサは食べ切れるだけ与える
粒状のエサならあまり食べ残しをしませんが、フレーク状のエサは水槽に広がってしまい、食べ残しが起きやすいです。
食べ残しは腐って水を悪くします。
特に砂が入っている場合は砂の中に入り込んでしまうことがありますので、食べ残しを見つけたらなるべく早く取り除きましょう。
使い勝手のいいスポイトはこちらで紹介していますので、参考にしてみてください。
次に食べ切れるだけのエサを与えることです。
食べきれないエサは水中に溶け出して水を汚してしまいます。
1度にたくさん与えるのは避けましょう。
粒状のエサがメインになってしまいますが、1粒ずつ与えてみて短時間で食べ切れる量を探してみてください。
フンが落ちていたらスポイトで取り除く
エサの時と同様にフンを見つけたらスポイトでサッと取り除いてあげましょう。
使うスポイトはエサのところで紹介したのでOKです。
特にフンは未消化のエサが含まれていたりして、ベタがよく突っついて細かくなって水槽中に散らばってしまうことが多いです。
目に見えない粒子になったフンが水槽中に広がっていることもあります。
フンを見つけたらなるべく早めに取り除くことをおすすめします。
(だってウ●コの溶けた水で飼育するのは嫌でしょう?)
水換えは決まった頻度で必ずする
声を大きくしてお伝えしたいのですが、
「水換えは重要です!!」
(ふぅ…)
なんでそんなに大事なのかというと…
当たり前ですが、ベタを含め魚は水がないと生きていけません。
人間に置き換えると水は空気のようなものです。その水が汚れていたらどうでしょう?
調子を崩して、病気になったりしますよね。
だから水換えはとても大事なんです。
特に大事なことは水換えの頻度は一度決めたら変えないことです。
皆さんの飼育環境や飼育スタイルによって水換えの頻度は色々です。
実はこの頻度で水換えをすればいいという正解がないです。
以前紹介した飼育セットで飼育をしている場合は、大体10日に1回全換えすれば大丈夫です。
水換えするときに気をつけること
カルキを抜くことはもちろん、水温にも注意が必要です。
飼育している水槽の温度と交換する新しい水の水温がかけ離れているとどうなるのか?
「水温ショック」を起こして最悪の場合、死んでしまいます。
水温ショックとは水温の差によるショック症状のことで、主な症状は以下の通りです。
水温ショックの症状
- じっと動かなくなる
- 急に暴れ出す
- エサを食べなくなる
- 麻痺したように動かなくなって、数日後死んでしまう
非常によくない症状のオンパレードですね。
そうならないために、水換えをするときも水温を調整して水合わせをしてあげましょう。
夏は氷を使ったり、冬は給湯器を使ったりして適正な水温にして水換えをしましょう。
水温を保つ
最後に飼育中の水温をある程度一定に保つことです。
日本の夏はとても暑く、冬は寒いため何も対策をしないと水温を一定に保つことは難しいです。
水温の保ち方
- 夏は冷却ファン、部屋自体をクーラーで冷やす
- 冬はヒーターを使う
- 直射日光が入らない、一年を通して温度変化の少ない部屋に水槽を置く
- 冷暖房の風が水槽に直接当たらないようにする
主にこの3つを心がけることで水温は1年中ほぼ変化することはないはずです。
特に最近の日本は非常に暑いです。そのため夏場の温度管理は必須です。
気化熱を利用して水温を下げる冷却ファンが発売されていますが、正直なところ今の日本の夏は暑すぎてあまり効果が見込めません。
そのため、部屋自体をクーラーを使って冷やすのが1番いい方法です。
年老いたベタを飼育する時のポイント
まずは年老いたベタがどんな状態なのかを知りましょう。
年老いたベタの特徴は以下の通りです。
年老いたベタの特徴
- 体が大きい(ヒレを含まない頭から胴体までの大きさが5〜6cmある)
- ヒレに元気がない(フレアリングしても大きく開かない)
- 底の方でじっとしている事が多い
- ウロコがゴツゴツしている
次に年をとったベタの飼育のポイントです。
年をとったベタの飼育ポイント
- エサの量を減らす
- エサを切り替える
- 急な水換えはしない
- 水面を低くしてあげる
ポイントそれぞれを解説していきます。
年をとると消化器官が弱ってエサの消化に時間がかかるようになります。
例えば、「1回2、3粒のエサを1日2回あげていたら➡︎1回1粒を1日2回に変える」など、エサの量を減らして体の負担を減らしてあげましょう。
また、成長が止まったベタは高タンパク・高脂質のエサは消化器官に負担がかかるので、今まであげていたエサから少し成分を変えたものにチェンジしていくのがいいと思います。
エサの成分ついてはこちらで詳しく書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
若いベタにも当てはまりますが、急に水を換えるのは絶対禁止です。
急激な水質変化は水温ショックなどの重篤なストレスを与えることになります。
年をとったベタは底にいることが多くなって水面に上がってくるのが苦手です。
水面までの距離を減らして餌を食べやすくさせてあげましょう。
水を少なくしすぎると水質の悪化に繋がるので減らしすぎには注意してください。
まとめ
- ベタにストレスを与えない、キレイな飼育環境を保つ
- 丁寧に水換えをする
- 飼育水温を1年通して保つ
- 年老いてきたら飼育方法を見直す
残念ながら個体差があるため、この記事のことをしっかり守れば確実に長生きするとは言えません。
ただし、しっかりと最後まで飼育していく上で、今日紹介したことはとても大事だと私は思っています。
飼い主のお世話次第で寿命が決まると言っても過言ではりません。
少しでも長く生きられるようによ〜く飼育環境を考えて、飼育しているベタを最後まできちんと育ててあげましょう!
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